難病を、持っていても、嬉しい事がある

八重山古典音楽コンクール 最高賞 笛部門で、合格をいただいた話は前回お話しさせてもらいました。

何と昨日八重山の本部より、 発表会の時に

たった一人で笛を吹く 独奏に任命されました。

これは何を表すのかと申しますと、

トップ受賞

おまけに、発表会のオーラスに 三線部門の最高賞の方の独奏の 傍に立ち、笛を吹かせてもらえる栄光まで頂ける話を受けました。

とんでもなく光栄で、あり、

どれだけ嬉しい事か、、

肺炎の後遺症で、咳が残る中、 怠さが抜けず、いつもより多く眠り 渡った石垣

関節の痛みに 耐えだるさに耐えた旅

5年3ヶ月前 神田の教室の門を叩き

その時から手がパンパンに腫れ上がる その他にも沢山の sleの症状

慣れていない所為で 不安に押し潰されてしまいそうになった

前歯を数本ずつ義歯になる骨の病にも、、 何度も何度も義歯を変え、その度に、 笛の調整を初めから しなければいけなかった、

たくさんの薬、治らない咳 副作用 良くならない痛み ギックリ腰 脱毛 ムーンフェイス 紅斑の跡 採血の為の血管問題

でもでも好きだった音楽 体調と心のアンバランス

薬で無理やり眠った。 明日動けるために。

仕事の帰り教室迄たどり着けば疲れは何処かへ飛んで行く あれは無理という名前の無茶？

それでも笛を吹く事が大好きで、 笛の音色が大好きで、

八重山の歌にそっと寄り添う奏法も好き。

小さい頃から音楽が大好きで 良き先生良き先輩良き友良きライバルに助けられて来た 続けて来た

肺炎の熱で、病院のベッドの上 辛くて辛くて もう死んでもいいかな？

もう一人の自分が

いやちょっとまって、、 死んでいいの？

沢山の楽器と共に音楽が楽しくできた事、 歌を通して三線を通してボランティアにもいけた事

ライブも出来た。 大きな舞台にも立てた。 ダイバーとして、沢山の海にも、 大好きな西表にも沢山潜った 子供も娘も嫁に行った、 思い残す事は無いな、、

いやいやちょっと待てよ。

コンクールに行かないと。 でもこんな熱を出して身体も動かなくて声も出なくて咳も出て、酸素吸入して心電図に繋がれて、 点滴もぶらざがっている。

この状態から元気になって行けるのだろうか？

先生に聞いてみよう。

それがね 先生が素晴らしい方で、 行けるよ！ って、、、

この言葉を信じて、その日から病院中を歩くことから始めて、

少しずつ少しずつ良くなって何とか間に合ったコンクール。

先生に感謝

訳のわからない病気になってどうしていいのかわからない。

病気になったから 難病になったからって 好きな事を諦めないで、 求め続ける 心が身体を動かす、

続けること きっときっと素晴らしいご褒美をもらえる時が必ず来ます。

私の場合は、これから指導者として きっと悩んで困ると思うけど、

周りには、沢山の先輩や先生 友がいる。

大丈夫。

病気と一緒に楽しく生きよう！！

感謝と共に本当にそう思ったよ